偶然/さすらい/ヒックとドラゴン/ドッグヴィル/華氏451

キェシロフスキ初期作品集II 偶然/殺人に関する短いフィルム [DVD]さすらい [DVD]ヒックとドラゴン ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]ドッグヴィル プレミアム・エディション [DVD]華氏451 [DVD]

●偶然(クシシュトフ・キェシロフスキ/1981年/ポーランド)★★★★☆
自分でしっかり選んできたと思われてる道も、ちょっとの偶然で知り合う人が変わり、信仰や政治活動も恋人も変わってしまうあやういもんという事でしょうか。この主人公によると、どっちみち自分自身は結局同じっていうか…。最初の話がちょっと長く感じられましたが、最後まで観ると、納得です。
●さすらい(ヴィム・ヴェンダース/1976年/スペイン・ドイツ)★★★★★
何を原動力に物語が進んでるのかとか、どこへ連れて行かれるのかもわからず観ていられるのはすごいなぁ。どこを切り取っても魅入ってしまう。裸にオーバーオールのあの人がすごく好き…。
ヒックとドラゴン(クリス・サンダース/2010年/アメリカ)★★★★★
DreamWorksのアニメを初めて見ました。なにもかも出来すぎててびっくり。普段見慣れた物の表現やら、ヒックとトゥースの距離の変化やら、くり返すたびに意味を変えるフレーズやら、ほとんど意識させずに物語を支える音楽やら、無駄がなくほぼ完璧じゃないかと思う。映画館で観たかった。
ドッグヴィルラース・フォン・トリアー/2003年/デンマーク)★★★☆☆
この監督のは2000年にダンサー・イン・ザ・ダークを見て以来二つめですが、私には10年に一本観るくらいが頃合だとわかりました。人の(もしくは自分の)見たくないような見たいような部分、ぐいぐい引き出すなぁ。
華氏451フランソワ・トリュフォー/1966年/イギリス・フランス)
な、なんだって?あのトリュフォーがSFだって?と、アルファヴィルみたいなもんかなぁってわくわく見始めたら英語だったんでズコッとなりました。結局後回しにしたら時間がなくなって観れずに返却…。
教訓:一週間に五本は借りすぎ