ぼくを葬る/Mの物語/ピクサー・ショート・フィルム/愛の誕生

ぼくを葬る [DVD]Mの物語 [DVD]ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版 [DVD]愛の誕生 [DVD]
ぼくを葬るフランソワ・オゾン/2005年/フランス)★★★☆☆
観はじめてから、そういや余命何ヶ月ものは嫌いだった…ということを思い出しつつ、オゾン監督だからと何かを期待して観ました。今まで観た監督の作品とは違い、パーソナルな雰囲気を感じました。子供の頃の自分、元恋人に再会するところと、おばあちゃん(ジャンヌ・モロー)といろいろ話して、最後にモローが手を振って去って行くところが印象深かった。彼の家族やその他の人達の事はあまり覚えてない。たぶん、その印象深さは主人公の思いの深さと同じかな…と今すごく勝手に思った。
Mの物語(ジャック・リヴェット/2003年/フランス)★★★★★
前に劇場で観てすごくすごくよかった記憶があるけど、なにがよかったのか当時も言葉にならず、もう一度観て確認したかった作品です。最初の気持ちが失われるだろうし2回観てはいけない映画だとわかっていましたが…。あの借りてきた猫のような猫、ぜんぜん時計を修理してるっぽく見えない男、そもそも愛し合ってなさそうな男女、含めやっぱり全部好きでした。
ピクサー・ショート・フィルム(ジョン・ラセター/1986年/アメリカ)★★★☆☆
ウォーリーがとても気に入ったので、観てみました。ソフト開発の技術者たちにアニメーターのジョン・ラセターが加わり今に至るまでを作品含めて解説してくれます。この集団、すごすぎてもうわけわかんないです。私の学生時代、二次元の画像をちょい動かすのに、パソコンに数字を入力していく、という恐ろしい授業があったのを思い出しました。彼らとは桁違いの話だけど…。
愛の誕生(フォリップ・ガレル/1993年/フランス・スイス)★★☆☆☆
全体的にぼんやりしたモノクロの画面と同じくぼんやり暗めの人物たちのぼんやりした会話…に、途中から面倒くさくなって早送りで観るという失礼を。観る時期によってはアレだったかもしれない、とも思うのですが今の私には全然入ってこず、残念。